ナンパセミナー、ナンパ指南塾の事件から女性の口説き方や自己啓発セミナーについて思う
ナンパセミナー、ナンパ指南塾というものが世の中を騒がせています。こんなセミナーや塾あったんだと呆れる人や、別のいいナンパセミナーなら俺も受けてみたいと興味を持った人もたくさんいると思います。
ナンパセミナー、ナンパ指南塾と書くと非常に軽薄で頭が悪そうなイメージしかないですが、人間関係が得意になる、特に女性の口説き方をマスターしたいと余っている人は星の数ほどいるでしょう。
私も女性に干されていた時は、ナンパテクニックの本やDVDを盛んに集めて、口説き方ををマスターしようとしていました。人間関係でとにかく悩みやすかった私は、女性にモテる方法を会得することで、自分に自信を一刻も早く持ちたかったんですね。それも軽薄な気持ちではなく、真剣な気持ちで。
今回のナンパセミナーの実態はともかく、女性にモテたい人たちにとって、モテる方法を教えてくれるところには、喜んでお金を払うと思います。かつても私も本当にモテモテになれるならば大金を捨てたでしょう。
自己啓発セミナーにはまっていた私としては、そこに大金を費やしてきて、自分を高めるどころか、うまくいかないと自分の再確認をしただけでした。だから、本当に役立つテクニックなら、お金は惜しみません。今はもうそんなセミナーを受ける必要はなくなったけれども。
そして思うに、話し方教室に通う男性の一部が、あがり症克服やスピーチ上手になる目的以外に、実は女性にモテたい、口が上手くなりたいという目的で通う人もいるんじゃないかと。やはり流暢な話し方ができる方がいいと錯覚するし。いつの時代も男はモテたいもんです。
しかし、ナンパで引っかかる女性は、自分以外のナンパにも引っかかっているということだから、どの道いい恋にはならないでしょうね。ナンパのテクニックをいくら身につけたところで、結局は虚しい思いをして孤独になるだけです。ナンパが成功したらそれなりの自信になるのかもしれませんが、その前に圧倒的な失敗体験も重ねなければならず、自己承認欲求を完全に満たされません。逆の多くの人が自信だけを失うのかも。
本当にモテる人間は生き様を持っていて、高い人生の設定をブレずに確立している人です。そこに覚悟があります。ナンパ(軟派)ではない、真の男じゃないとモテません。表面的には軟派でも心の奥にはしっかりとした生き様を持っている男だけが、女性が付いてきてくれるんだと思います。
私も岩波英知先生のプログラムで、そこのところの確立は少しできたと思います。生き様も曲がりなりにも会得できたし、脳に刻み込まれました。岩波先生が深い脳覚醒トランス状態に誘導してくれた時、特別に生き方に関する暗示を入れてくれました。それは今でもブレずに潜在意識の底なら残っています。
ちょっと生き様が確立してくると、生きる不安感がなくなり、女性も小さく見えていきました。あれだけ大きな存在、わけのわからない存在(笑)だと見上げていた女性が不思議と手の届く範囲にいました。自分が成長したとも言えますが、そこからは結構な確率で女性と付き合うことができるようになりました。
一人ができるとそこからは女性の方から告白されることもあり、本当に人生が開けました! 当然人間関係の悩まなくなっていき、それまで私が学んできた軟派テクニックが陳腐なものになりました。中にはとても使えたテクニックもありましたが。
結論はナンパセミナーなんて通う時点で自分の価値の低さを無意識で感じるだけだから、女性にモテるためにはもっと生き様の根本から自分を変えていくことをやった方が絶対にいいですよ。そもそも女性はモテたいと思っている男であることを少しでも感じると絶対に引きます。そこは女性はとても勘が鋭いから見抜かれます。そこの意識を超越しないと一生モテない男のまま老いていってしまいます。
女なんていつでもできると思っていたり、仕事に燃えていたり、生き様をもっている人は、女性の方が放っておきません。口説き方にこだわらないようになることが本物の口説き方を会得することなんだと気づかされました。そういう面でも岩生先生から学校では教わらないことを多く学べました。岩波先生自身ら本人は否定しますが女性からとてもモテるタイプの人です。生き様を持ち、しかも、話術やコミュニケーション能力は抜群でもてないわけがない!
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