催眠療法の治療の効果の低さに幻滅
催眠療法。これが私を根本から変えてくれると期待をしていました。しかしそう簡単に私は変われないし人は変われないようです。
暗示の力で潜在意識から自分を変えることができませんでした。その原因はまず私の被暗示性の低さにあります。しかし後に被暗示性の低かった雑念と猜疑心だらけの私でも潜在意識の根本から解決できた方法に出会えたことから言ったら、やはり施術者の実力不足とも言えます。
催眠療法として立派にお金をとっているのであれば、払った分の感動、驚きを私にもたらしてほしかったのですが、効果もなく催眠療法のすごさもまったく感じられませんでした。ずっと私が悪いと思っていましたが、実は皆理想の催眠状態に深く入れていないことがわかりました。
催眠療法はれっきとした心理療法ですし、いろいろな心の悩みを解決するツールとしてあっていいとは思いますが、その実力と効果に見合った料金設定にすべきだと思います。
催眠に入れないのに、催眠に入れても謳い文句のように潜在意識から解決していく催眠状態にも入れないのに。催眠療法で良くなる人は、自力で良くなる人だと思います。もしくは時間が経てば悩みが氷解していくような人です。催眠療法は潜在意識から根本に変わるには難しいです。催眠が悪いのではなく、催眠療法士のレベルが低いのです。
はっきりってお世辞にもレベルが高いとはいえません。私の経験を通しても催眠療法に通ってきた人の話を聞いても、催眠状態にみんな入れていませんでした。人間は理性の塊ですし、雑念とメンタルブロックが潜在意識の前に渦巻いています。それを突破して潜在意識の奥深くの心の問題を解決できるのは、ちょっと不可能な気がしました。
リラックスはそれなりにできましたが、リラックスをしただけでストレスが根こそぎなくなることはありません。リラックスをさせてポワーンとさせたからと言って、問題が根本解決できるはずがないです。
本当の深い催眠状態というのは人智を遥かに超えた、理屈を超えた、物理的な理論を超えたすさまじい体感に入れるということです。催眠療法に興味を持っている人は現実を書いてしまいましたが、催眠療法には大きな期待をかけないほうがいいです。
催眠療法士には催眠誘導テクニックの他に総合的な人間力や反射神経が必要とされます。つまり催眠療法士は催眠の世界に身をおかなくても絶対に成功できる資質を持っていなくてはダメです。ひと目会っただけですごい人だなと思えるようなオーラを放っていない催眠療法士は、実力がないと思っていいと思います。
厳しく書いてしまいましたが、私が催眠療法などを経験して率直に感じたことです。
催眠療法にとても期待をかけながらも結果が出なかったマッタケさんのホームページ