こうして解決!職場の人間関係の悩み対処法  脳覚醒・絶対覚醒ゾーン体験録

産業カウンセラー木村修のブログ。職場の人間関係の悩みへの対処法と解決法を伝授。出社拒否症になった私が人間関係の悩みを解消した方法(絶対覚醒ゾーンに入った)について記述するブログ。 いじめのトラウマを克服し、メンタル強化とコミュニケーション能力向上をしていくことで、昔の劣等感や否定感がなくなり、自己肯定感や自信が芽生えてきました。 人は変われます、変われるのです!  職場には落ち込む罠がいっぱいですが、そんなものはクソくらえです! 


出社拒否症 職場の人間関係のストレス、パワハラ上司が原因

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私は職場の人間関係でつまずき、出社拒否症になってしまいました。心では会社に行かなくてはいけないという強い使命感があったけれど、体がついてこなくなりました。

その原因は上司のパワハラと、職場の人間関係で生じたストレスでした。

体も心もついていかなくなったのです。

 

出社拒否症はうつ病と似たようなところがあり、私はうつ病になっていたんだと思います。私が勤めていた会社は決してブラック企業ではなかったのですが、ブラック上司でパワハラ上司がいました。

 

理不尽な上司の叱責に耐えに耐えてそれまで仕事をしてきました。いつか上司に認めてもらえると思い、精一杯努力してきました。パワハラされても、我慢の末に見返りがあると自分に言い聞かせていました。

 

しかし、上司は決して私を認めず、他の社員の前で皆に聞こえるようにあからさまに私を怒鳴りつけました。

「お前、こんなこともできないでどうする!」「何度言わせるんだ、バカ!」「お前、俺の足を引っ張ろうとしてるんだろ!」「お前みたいな愚鈍な社員ははじめてだ」「お前は仕事するな、給料泥棒が」「やめろ、今すぐやめろ」こういうことを言われたことがあります。

 

上司のことは夢にも出てきました。ひたすらその上司の前で私は平身低頭で、愛想笑いをしている夢でした。上司になんとか気に入られようとするその姿勢、何も言い返せない自分が情けなく感じる程でした。夢だから無意識が出てしまい、偽らざる私の情けない姿に直面してしまったのです。

 

格闘技でいくら鍛えていても、肝心の時に言い返せない自分が情けなかった。それ以来、私は不眠症になり、仮に眠れたとしても中途覚醒してしまい、朝出社する時、身体的にもきつい状態でした。出社拒否症になりかかっていたのです。

 

会社に行ったら行ったで、上司が傍を通るだけで動悸が激しくなり、息苦しくなります。深呼吸して落ち着かせようとしても、焼け石に水でした。無理やり気合を入れましたが、すぐに気力が萎えて、このまま一生続くことを考えると心の闇がどんどん忍び寄ってきたのです。

 

そんな精神状態だったので、ミスも増えてしまい、上司に怒られることの繰り返し。私は自分を変えるために自己啓発本、さらに自己啓発セミナー・コーチンセミナーに参加しましたが成長することはなかったです。

 

上司のパワハラは、私が小学生時代に受けたいじめの心の傷を呼び起こしました。イジメのトラウマがあったため、上司に言い返したくてもどうしても言葉が出てきません。そんな自分が悔しかった!

 

昔の心の傷をえぐられたうえで、私のプライドを無視する暴言の数々。それでも私は必死で耐えようと思いました。心に抑圧をして、へこたれずに頑張ろうと思いました。

 

しかし、心は正直です。特に無意識はそうでした。いくら苦しい感情を抑圧しても、うつ状態という形で私に襲いかかりました。

 

出社拒否症候群になり始めたのは、その頃からです。朝になると憂鬱で、体が動かなくなります。無理やり出社していましたが、いい天気の朝でさえ、私には薄曇りに見えました。

 

上司との人間関係を構築する本を浴びるほどたくさん読み、いい関係になろうと努力しても、できなかったです。上司は私のソリの合わない同僚には叱ったりしません。私にだけ親の敵のようにきつく当たりました。それもきつかった。

 

女子社員からも「あれってないよね」と慰められたりしましたが、それも悔しかったです。私のプライドが傷つきました(これは私の狭量なプライドのせいですが)。結局悪いのは自分だと思っていましたから。

 

別の上司や然るべき相談機関に訴えようかと思いましたが、これも私のプライドが許しませんでした。プライドは厄介です。ひたすら私は我慢し、抑圧を止め続けてきました。

 

その結果がうつ状態に陥り、出社拒否症になってしまったのです。私が憂鬱な気持ちになったのは、その上司が会社上層部からウケが良いことでした。もし上司と私をどちらか選べと言われたら、私はまず選ばれなかったでしょう。

 

サイコパス人間ほど会社で出世します。パワハラ上司は、幹部から見たら部下をよく教育してくれる「できる上司」とみなされることが多いです。

 

私は二日連続して仮病で休みました。このままでは社会人失格だと思い、無理やり出社しましたが、状況はなんにも変わりません。

 

上司が憎くてたまらなかったけれど、何よりうつ状態だった私は、自分が情けなくてたまりませんでした。そんな自分が大嫌いになりました。

 

将来を悲観し、自己否定ばかりしている鬱人間だった私でも、変われる手段があったのですが、その当時は孤立無援状態でした。生きていて良かった思いは何一つなく、私生活もうまく行かず、人生を呪っていた時期です。

 

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