こうして解決!職場の人間関係の悩み対処法  脳覚醒・絶対覚醒ゾーン体験録

産業カウンセラー木村修のブログ。職場の人間関係の悩みへの対処法と解決法を伝授。出社拒否症になった私が人間関係の悩みを解消した方法(絶対覚醒ゾーンに入った)について記述するブログ。 いじめのトラウマを克服し、メンタル強化とコミュニケーション能力向上をしていくことで、昔の劣等感や否定感がなくなり、自己肯定感や自信が芽生えてきました。 人は変われます、変われるのです!  職場には落ち込む罠がいっぱいですが、そんなものはクソくらえです! 


いじめとトラウマ ──私が自信喪失になった原因──

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いじめ、これは一人の人間の尊厳を踏みにじる卑劣な行為。厄介なのはいじめている本人らは何の罪の意識がないということなんですね。

 

いじめられている側だけが、下手をすると一生心の傷を抱えて生きなければならない。 心の傷といっても、トラウマは自動的に治ることはない。いつでも傷口がうずいてしまう。心の傷がうずくたびに、いじめられた人間の心は病んでいく・・・

 

私もいじめられた側です。私の個性を押しつぶし、主体性を損なわせ、生きる意味を失わせた卑劣な行為を受けました。いじめられた人間の数だけ心の傷があり、死ぬまで悪影響を与え続けるわけです。

 

自分自身の内面に向かっては自己否定の念、自信喪失、アイデンティティの欠如といった方向に進み、外側に向かっては劣等感、疎外感、敵意といった感情が起きます。

 

人間って残酷ですね。自分が楽しむなら、自分がされたら嫌なことでも平気でしてしまう。いたぶりつくし満足するとさらに楽しむためにいじめる。満足できないと満足するまでいじめる。どちらにしてもいじめつづける。

 

本当に奴らには殺意を持ちました。しかし反撃すらできない自分がもっと情けなく感じました。悔しいし、でも言い返せない。やり返したらもっと何倍もいじめられる恐怖で、ボロボロの精神状態で毎日学校に行っていました。

 

親にも言えません.。毎日孤立無援、孤独で孤独でしょうがありませんでした。しかし、親の悲しむ顔を見るならば自分の中でおさめておいたほうがいいと子供心に思ってしました。

 

でも、母親の愛情だけが私の生きる意味を与え続けていました。今はいじめのトラウマを克服して、のびのびと生きられるようになりましたが、あの時の母親の愛情と優しさがなければ、私の人生は途中で折れていたかもしれませんね。

 

人に不信感を当然のように持った私は、人との距離のとり方がわからなくなりました。どこまで距離を詰めればいいのか? 

 

遠かったら疎遠のまま、近づいたら相手が嫌な顔をする。いや実際には嫌な顔はしていなかったもしれません。私の怯え、不信感、自信の無さがそう感じさせたと思います。

 

それに私自身人からいじめられたり嫌われたりしないように、人に合わせるようになっていました。自分を殺して、普通に生きるためにとにかく自分を出さないように、エゴを出さないようにしていました。

 

これでは心がボロボロにどんどん朽ちていくのも無理はありません。当時は人に合わせる事こそ正義だと思っていましたので、この思考がどれだけやばいものなのかわかっていませんでした。気づいたのは人間関係での悩みに行き詰まってどうにもならなくなり、英知先生のあがり症克服プログラム、メンタル強化プログラム、会話の格闘術を受けてからです。

 

エゴを充たさない生き方は、太陽が当たらない植物と同じで、光合成ができない心にパワーは宿ってくれません。そんな生命エネルギーのない自分もない人間に、学校の仲間も職場仲間も認めてくれることなんてないと今は知っているのですが、当時は自分自身そのものの問題(DNA)があるからだという絶望感に包まれていたのです。

 

とにかくいじめは下手すると50年単位で心に悪影響を与え続けるでしょう。私がおじいちゃんになっても、ゲートボール場での人間関係でいじめの悪影響は必ず受けていたでしょうし、そこでもどこに行っても人間関係の悩みで押しつぶされていたんだと思います。

 

いじめのトラウマはほっておくと、死よりも悲惨な人生に変えてしまいます。トラウマを破壊し、心の傷を埋めて、そこから派生した様々な劣等感などのマイナス感情を抑えていくしか、いじめを乗り越える道はないでしょう。

 

その場で反撃できるならば、トラウマにもならなかったかもしれませんが、一度心の底に刻み込まれた恐怖や不安感は、いまさら拭い去ることなんて普通のやり方じゃ無理だと思います。

 

 

いじ

 

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